広島市南区の駐車場に駐車中の乗用車4台に線状の傷をつけたとして、広島県警は22日、広島大学病院勤務の医師で、広島市南区段原山崎に住む男(52)を器物損壊の疑いで逮捕しました。 警察によりますと、男は6月15日未明、自宅近くの駐車場に駐車中の乗用車4台のボンネットに何らかの方法で傷をつけ、損壊した疑いが持たれています。 警察の調べに対し、男は「記憶にないです」と容疑を否認しているということです。 事件の数日後、乗用車の所有者4人からの届け出があり発覚。現場付近の防犯カメラなどの捜査で男の関与が浮上しました。 4台の乗用車は、いずれもボンネットに線状の傷がつけられていて、被害総額は約56万円に上るということです。 警察は、男が何らかの道具を使って傷をつけたとみて、事件の詳しいいきさつを調べています。