TOKIOの元メンバー・山口達也氏(53)が22日、Xを更新し、酒気帯び運転容疑で逮捕された日から5年たったことに言及し、当時からともに歩んだ親友が亡くなったことを明かした。山口氏はアルコール依存症のため、2018年5月から入院や通院治療を受けていたが、20年9月22日に酒を飲んでバイクを運転したとして、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで警視庁に現行犯逮捕され、その後、東京区検に略式起訴された。23年3月には、株式会社山口達也を設立。治療を続けながら講演活動に励み、自身の経験を伝えている。 山口氏はXで「あの日から丸5年」と書き出し、「私の繋がっている自助グループでは“バースデー”と表現する 底つきを無駄にしてはいけない あの例えようのない日々があったからこそ今の私がここにいるのだ 今年も今日という日を迎えられた事、仲間に感謝しかない そして私を支え、心配をしてくれた人達にも 本当にありがとう」と記した。 その上で「そしてこの夏、5年前に繋がった自助グループで共に歩んできた親友が、他界した」と伝えた。 「毎朝彼から挨拶と周りへの感謝、どんな気持ちで今日一日を過ごしていきたいのかなど、LINEが届くのが日課でした あの日、いつものLINEのやり取りがあった数時間後、突然の訃報だった 彼はまだ私より随分と若い とても悲しく、寂しく… 最良の言葉が未だ見つからない 『もっと何かできたんじゃないか、違うやり方があったんじゃないか』 大切な人を失った経験のある人ならそう思い、自分を責めてしまうのではないだろうか 私も同様、どうしてもそう考えてしまう 大切な人がいなくなってしまった今、自分には何ができるのだろう… 後悔だけはしたくない やれる事は全てやったんだ うん、だから後悔はしていない そう考え、時間がかかったとしても事実を受け入れ、自分の命がある事に感謝しながら生きていくしかないのだと思う」 そして、山口氏は親友への重ねての感謝と今後の決意を示した。 「『自助グループに繋がって、仲間や周りの人達の支えのおかげで寿命を延ばしてもらっている』と彼はよく話していました 私も同様で、今日も私は周りの人達に“生かされている” 彼の命の火が消えたとき 私はこれからも真っ直ぐ強く生きていかなければと、背中を押され、力をもらい そして人生自体を諦めてはいけないのだ、と あらためて心に誓った これまでもそうだが、また彼に人生を助けてもらうカタチになった 生き続ける事の大切さと難しさ 全ての人がこの先どうなるか分からない事 普通に生きているってとても尊い事なんだと たくさんの気づき、笑顔、そして顔を上げる事の大切さ他、たくさんのものをいただきました 心から感謝してる 本当にどうもありがとう」 最後には「君の分もしっかり生きてゆきます」と誓い、「ゆっくり休んで下さい もし来世というものがあるのなら きっとまた会おう」と呼びかけている。