『闇バイト』北海道で“サケ密漁”か… 実行役のリーダーとみられる32歳男を札幌市内で逮捕 ベトナム語のSNSで加わったと話すベトナム国籍の3人と一緒に道東の斜里川で約30匹 水産資源保護法違反の疑い

ベトナム国籍の男らと共謀しサケを密漁したとして11月28日、住所不定・無職の藤井利也容疑者(32)が水産資源保護法違反の疑いで逮捕されました。 藤井容疑者は10月2日午後11時30分ごろ、ベトナム人らと共謀し北海道斜里町の川でサケ約30匹を密漁した疑いがもたれています。 この密漁事件をめぐっては、10月2日から3日にかけて住所不定・無職の明神龍一被告(61)のほかベトナム国籍でいずれも住所不定・無職のグエン・ダン・コア被告(20)、グエン・クアン・リン被告(25)、ホアン・ヴァン・ド被告(34)が逮捕・起訴されています。 警察によりますと、ベトナム人の3人はSNSでベトナム語で書かれた仕事に応募して密漁に加わったなどと話しているということです。 警察は、密漁はいわゆる「闇バイト」だったとみています。 藤井容疑者は実行役のリーダーとみられ、28日に札幌市内で警察官が身柄を確保しました。警察は藤井容疑者の認否を明らかにしていません。 今回の密漁事件では、ほかにも実行役や指示役がいるとみて警察が詳しい調べを続けています。

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