他人の土地に土砂を搬入し堆積させたなどとして、千葉県警は8日、不動産侵奪の疑いで土木関係の会社「柊建」(木更津市)の代表取締役の男(28)=同市=を逮捕した。 逮捕容疑は2023年10月21日~11月30日ごろ、袖ケ浦市林の同市などが所有する土地に約1244平方メートルにわたって土砂を搬入し堆積させるなどして、他人の不動産を侵奪した疑い。 県警生活経済課によると「他人の土地を侵害したとは思っていない」と容疑を否認している。同年12月20日、周辺の土地の所有者から「ダンプ数台が土を捨てている」と110番通報があった。県警が土を運んでいた人などに話を聞き、容疑者を特定した。 同課によると、土砂は残土とみられ、容疑者はこの土砂に関係する事業の責任者だという。(本紙・千葉日報オンラインでは実名報道)