大阪府や兵庫県、愛知県で空き巣を繰り返したなどとして、40歳の無職の男が逮捕・起訴されました。男は賃貸情報サイトなどを確認して、内覧用の部屋に鍵を壊して侵入し、隣の部屋に忍び込んでいたとみられます。 住居侵入と窃盗の容疑で逮捕され、その後、組織犯罪処罰法違反などでも送検されたのは、住居不定で無職の柳川大輔容疑者(40)です。 柳川容疑者は4月中旬から7月中旬にかけ、大阪、兵庫、愛知などで集合住宅の一室に忍び込んで指輪などの物品、外国通貨、現金など計約240万円相当を盗んだ疑いが持たれています。 警察によりますと、柳川容疑者は不動産賃貸情報サイトを閲覧して、内覧用のワンルームマンションに目星をつけ、業者が設置したドアの補助錠を壊して侵入。隣人が外出したのを確認して、ベランダから忍び込む手口を繰り返していたということです。 警察の調べに対して、柳川容疑者は「仕事をやめて生活に困っていた」などと供述し、容疑を認めているということです。