マカオ、カジノで負けた香港人の男が車上荒らし行為繰り返す

マカオ治安警察局は10月13日、マカオの路上でいわゆる車上荒らし行為を繰り返し行い、車内にあった多額の金品を盗んだなどしたとして30代の香港人の男を逮捕したと発表。 同局によれば、同月7日から8日にかけて、マカオ半島の新馬路から内港エリアにかけて金品が盗まれたとする通報が4件相次いで寄せられ、このうち2件は毀損(テールランプ、車内設備各1件)を伴うもので、被害額は盗まれた金品が計約3万パタカ(日本円換算:約57万円)、車両の毀損分が計約9700パタカ(約18万円)だったとのこと。 その後、同局が「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システムなどを活用して捜査を進め、容疑者の身元を特定し、8日にマカオ半島の友誼大馬路付近で発見、逮捕に至ったという。 容疑者は同局の調べに対し、カジノで負けたことで盗みをすることが頭に浮かび、路上で無施錠の車を探して車内から金品を盗んだことは認めたが、毀損行為については否定。同局では、男を刑法第197条「窃盗」罪及び同第206條「毀損」罪で検察院送致するとした。 マカオではしばしば車上荒らしが出現し、無施錠で車から離れて被害に遭ったケースも多く報告されていることから、同局が注意を呼びかけている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加