覚醒剤を製造した疑いで逮捕・送検された大学院生の男は、「覚醒剤の効果に興味があった」などと供述しています。 ずらりと並べられた薬品や道具。 容器に入った白い粉と液体のほかに数々の薬の瓶が公開されました。 これらを使って覚醒剤を製造した疑いで逮捕されたのが、山梨県の大学院生・小林歩夢容疑者(24)。 2025年3月、当時住んでいた山形県の自宅で、覚醒剤を製造した疑いで15日送検されました。 警察によりますと、小林容疑者は3月末に、郡山駅前の交番に「覚醒剤を作って使用した」と出頭してきたということです。 その後、覚醒剤を使用した罪で逮捕・起訴されていた小林容疑者。 警察によりますと、この時使われた覚せい剤は自宅で製造されたものでした。 警察は小林容疑者の話をもとに、覚醒剤が作れるか再現し、製造できることが確認できたため、14日、逮捕しました。 小林容疑者は、「覚醒剤の効果に興味があった」などと供述し容疑を認めていて、警察は大学や大学院で得た知識を応用して、覚醒剤を製造したとみて調べています。 覚醒剤を製造した罪での摘発は、県内で初めてです。