和歌山市で2歳の長女に虐待を加えて死なせたとして、両親が逮捕された事件で、和歌山地検は16日、両親を保護責任者遺棄致死の罪で起訴しました。 起訴状などによりますと、平晴流被告(26)と妻の菜々美被告(26)は、今年7月上旬にかけて、当時住んでいた和歌山市内の自宅で長女の流菜ちゃん(当時2歳)に虐待を加えて死なせたとされています。 2人は先月逮捕された際、警察の調べに対し、十分な食事を与えていなかったという内容の供述をしていて、流菜ちゃんの死亡時の体重は、平均的な2歳児の半分程度でした。 和歌山地検は、2人の認否を明らかにしていません。