2024年10月、指定暴力団組員の男が息子になりすまし、仙台市の高齢の女性から現金100万円を奪ったとして逮捕された事件で警察は、だまし取った金が暴力団の資金源になっているとみて捜査しています。 詐欺の疑いで逮捕された指定暴力団道仁会の組員の男(24)の身柄は10月17日、仙台地方検察庁に送られました。 警察によりますと、男は2024年10月、共犯者らと共謀して仙台市宮城野区の80代の女性に息子を装い「不倫関係の女性を妊娠させた。示談金を貸してほしい」などとうその電話をかけ女性から現金100万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察の調べに対し、男は黙秘しているということです。男は特殊詐欺グループの中でリクルーターの役割を担っていたとみられています。警察は、だまし取った金が暴力団の資金源になっているとみて金の流れなど詳しく調べています。