香辛料の袋に隠し覚醒剤を密輸 イランから自宅に郵送 無職の女(39)が起訴

覚醒剤を含む粉末を香辛料の袋に隠し営利目的で、イランから密輸したとして、39歳の女が起訴されました。 今月8日付けで、覚醒剤取締法違反などの罪で起訴されたのは、住居不定・無職の大場直美被告(39)です。 起訴状などによりますと、大場被告は、今年3月、何者かと共謀して、営利目的で、覚醒剤を含む粉末998グラムあまり、末端価格5800万円相当をイランから愛知県豊田市内の集合住宅へ発送し、密輸した罪に問われています。 名古屋税関などによりますと、税関の職員が、段ボールの中から、香辛料の袋に入った黄色い粉末を発見し、鑑定の結果、覚醒剤が含まれていることが判明しました。 大場被告は逮捕時に覚醒剤を1袋所持していて、尿検査で陽性反応が出たということです。 東海北陸厚生局麻薬取締部の調べに対し、大場被告は黙秘していますが、外国人犯罪組織が関与しているとみて、販売先などを詳しく調べています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加