着陸直前の航空機内で、夜景を見ていた女性に"体液"をかけたとして、20歳の大学生の男が不同意わいせつの疑いで逮捕されました。 男は9月15日午後8時ごろ、神戸空港発、新千歳空港行きの機内で、30代の女性が着用する上着に"体液"をかけた疑いが持たれています。 男は通路側の席に、真ん中は空席、女性は窓際の席に座っていました。 当時、航空機は新千歳空港に向けて降下中で、女性は窓に目を向けて夜景を眺めていたところ突然「冷たいものをかけられた」のを感じ、確認したところ"体液"であることがわかりました。 女性は客室乗務員に相談の上、着陸後、空港の派出所に被害を届けました。 その後、関係者への聞き取りや搭乗者名簿などから、男の関与が浮上し、およそ2か月後の11月28日に逮捕されました。 2人に面識はなく、男は調べに対し「相手にかかってしまった認識はない」などと、容疑を否認しているということです。 警察は当時の状況をさらに詳しく調べています。