ランドクルーザー窃盗容疑などでブラジル人2人逮捕 50件以上、2億3000万円被害か

トヨタの高級SUV「ランドクルーザープラド」を盗んだとして、警視庁捜査3課などの合同捜査本部は、窃盗の疑いで、ブラジル国籍の職業不詳、コレイア・サトウ・マルセロ容疑者(25)=群馬県邑楽町=を逮捕した。 逮捕容疑は10月16日午前0時半ごろ、群馬県館林市の男性(45)宅の駐車場から車1台(時価約250万円相当)を盗んだとしている。 また、この車を盗品と知りながら、栃木県小山市内の駐車場で保管したとする、盗品等保管の疑いで、ブラジル国籍の住所不定、職業不詳、オバナ・エデル・ヨシカズ容疑者(43)も現行犯逮捕した。 捜査3課によると、2人は窃盗グループのメンバーで、昨年10月以降に関東や愛知県で起きた50件以上の高級自動車窃盗事件に関与し、被害総額は約2億3千万円に上るとみられる。 オバナ容疑者を確保した際、車の制御システム解錠する「CAN(キャン)インベーダー」と呼ばれる機器を所持していたという。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加