JR甲府駅のホームで19日、60代男性が男に突き飛ばされて線路内に転落し、首の骨を折るなどの重傷を負いました。逮捕された男は「肩をぶつけられたからやった」などと話しているということです。 傷害の疑いで逮捕され20日、送検された東京都杉並区の会社員、中根功貴容疑者(32)です。 19日午前8時40分ごろ、甲府駅の3番線ホームにいた県内の60代の男性が男に突き飛ばされ、約1・1メートル下の線路内に転落しました。男性は救急隊により救助されましたが、首の骨を折るなどの重傷です。 小山田記者 「男は線路内に男性を突き落とした後、特急列車に乗り逃走しましたが、その後、大月駅で確保されたということです」 警察によりますと、中根容疑者は仕事で山梨を訪れていたといい、大月駅に停車した特急の車内で身柄を確保されました。 調べに対し、「突き飛ばしたことは間違いない」などと容疑をおおむね認めているということです。また、被害男性と面識はなく「男性に肩をぶつけられたからやった」などと話しているといい、警察がトラブルの詳細などを調べています。