「実家に火を付けると脅され」口座情報を氏名不詳者に提供 詐欺送金先に利用され発覚

第三者に利用されると知りながら口座情報を提供したとして、兵庫県警飾磨署は20日、犯罪収益移転防止法違反の疑いで、自称大阪府東大阪市に住む無職の男(20)を逮捕した。 逮捕容疑は3月22日から4月1日までの間に、自分名義の口座への送金などに必要なID、パスワードを氏名不詳者に提供した疑い。容疑を認めている。 同署によると、4月2日に埼玉県で発生した投資詐欺の送金先に、姫路市内の金融機関で3月21日に開設された男の口座が利用され、発覚した。 男は「(氏名不詳者から)仕事を紹介するから給料を振り込む口座を開設するよう言われた。実家に火を付けると脅され、IDと暗証番号を伝えた」などと話しているという。

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