ことし8月、上益城郡嘉島町のプール近くの路上に止めてあった自転車から現金などが入ったポシェットを盗んだ疑いで解体作業員の男が逮捕されました。警察には同様の窃盗被害の届け出が14件寄せられていて、余罪を調べています。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、熊本市東区新南部に住む解体作業員、宮本 拳斗容疑者(21)です。 警察によりますと、宮本容疑者は8月16日午後4時ごろ、『嘉島町湧水公園天然プール』近くの路上に止めてあった自転車の前かごから財布や現金6000円などが入ったポシェットを盗んだ疑いが持たれています。 時価合計約3万5000円相当被害に遭った男子高校生が「天然プールに自転車で行ったところ、自転車に置いていたポシェットがなくなった」と交番に届け出たことで事件が発覚。警察は、近くの防犯カメラなどから宮本容疑者を特定し、21日逮捕しました。 男子高校生と宮本容疑者に面識はなく、調べに対し、宮本容疑者は「金がなかったので自転車の前かごから財布などが入ったポシェットを盗んだ」と容疑を認めているということです。 『嘉島町湧水公園天然プール』近くでは、今年に入り同様の窃盗被害の届け出が14件寄せられていて、警察は余罪を調べています。