憲法裁判所の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領弾劾審判の結論が、早ければ今週にも出るだろうと見込まれている。憲法裁は2月25日に尹大統領の事件の弁論を終結させた後、3月17日の時点で20日にわたり結論を出していない。以前行われた盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領および朴槿恵(パク・クンヘ)大統領=いずれも肩書は当時=のケースでは、弾劾審判の終結から宣告までそれぞれ14日、11日かけていた。 法曹界からは、各争点で裁判官の意見が異なっていて評議に長い時間がかかっている、との解釈が出ている。結論を巡っても、憲法裁が尹大統領の弾劾訴追を認めるだろうという見方から、棄却あるいは却下するかもしれないという声まである。本紙は16日、それぞれ尹大統領の弾劾の認容、棄却、却下を予想する憲法の専門家の意見を聞いてみた。