元同僚の男性に暴行を加えて持ち物を奪い監禁したとして、松戸署は21日、強盗致傷と逮捕監禁の疑いで松戸市、会社役員の男(51)ら男3人を逮捕したと発表した。 他の2人は同市、自営業の男(43)と水戸市、自称食品加工業の男(38)。 3人の逮捕容疑は共謀し、9月25日午後4時45分~5時25分ごろ、市川市の無職男性(43)を自称食品加工業の男宅に呼び出し、顔を殴って結束バンドで縛るなどの暴行を加え、プラスドライバーを突き付けて「持ち物を全部出せ」などと脅し、乗用車や携帯電話などを奪った疑い。さらに同月27日午後11時半ごろまで、両手首をビニールひもで縛り直し、走行中の車や会社役員の男宅のアパートなどに閉じ込めた疑いもある。男性は顔などに重傷を負った。 同署は3人の認否を明らかにしていない。男性が埼玉県警の警察署を訪れ助けを求めた。男性は以前、会社役員の男が経営する会社に勤務。松戸署は金銭トラブルがあったとみて捜査している。(本紙、千葉日報オンラインでは容疑者実名)