【母娘に何が】閑静な住宅街…5歳娘の遺体を自宅冷凍庫に遺棄した疑い37歳母親逮捕 警察は殺人容疑も視野に捜査(静岡・掛川市)

9月中旬、静岡・掛川市の自宅の冷凍庫で当時5歳の娘の遺体を遺棄したとして、37歳の母親が22日、警察に逮捕されました。 事件が起きたのは掛川市内の住宅街でした (澤井 志帆 キャスター) 「現場は、JR掛川駅から南方向へ車で約30分にあるこちらの民家です。近くに田んぼやビニールハウスもある閑静な住宅街で事件は起きました。逮捕された女は自宅の冷凍庫に5歳の女の子を遺棄したと見られています」 冷凍庫の中からこの家に住む女の子(当時5)の遺体が見つかったのです。 9月16日、母親が警察官に申し出たことで事件が発覚しました。 (母親) 『5歳の子が行方不明になった』 その後、警察官が自宅や周辺を捜索したところ、自宅の冷凍庫の中から、女児が亡くなった状態で見つかったのです。 (近隣住民) 「びっくりですね。信じられないですね。1か月くらい前だと思うけど。車で通った時に。パトカーが止まっててなんだろうと思った」 女児の遺体は死後数日が経ち、司法解剖の結果、窒息死とみられています。そして、1か月以上たった22日、警察は死体遺棄の疑いで37歳の母親を逮捕しました。母と娘の間に何があったのか?警察は逮捕した女の認否を明らかにしておらず、殺人容疑も視野に事件の詳しい経緯を調べています。 (スタジオ) (徳増 ないる キャスター) そして、5歳の女の子の遺体が見つかった自宅前には中継が出ています。澤井さん。 (掛川市の現場から中継) (澤井 志帆 キャスター) 現場は、JR掛川駅から車で30分ほど南に向かったところにあります。私は、午後3時半ごろ、こちらに到着しましたが、人通りや車通りはほとんどありません。近くに田んぼやビニールハウスも広がる閑静な住宅街でこの事件は起きました。 事件は1か月ほど前、こちらの自宅で冷凍庫から5歳の女の子の遺体が見つかったことで発覚しました。 近所の人によりますと、向かって左側が母屋。右側が離れということですが、女の子が遺棄された冷凍庫が、どちらの建物にあったのかどうかは現状わかっていません。 警察によりますと、遺棄されたのは家庭用の冷凍専用のもので、子どもが1人は入れるくらいの大きさだったということです。女の子が発見された当時、冷凍庫の電源は入っていたということです。 そして、こちらの家には、逮捕された容疑者の女と父と夫、亡くなった娘の4人で暮らしていたとみられますが詳しいことはわかっていません。 容疑者の女は、何らかの理由で病院に入院していまして、退院したことから、事件から1か月以上たった22日、逮捕に至ったということです。警察は、殺人の疑いも視野に、事件当時の状況や犯行の動機などを詳しく調べています。 以上、現場からお伝えしました。

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