『ドクターX』新シリーズ構想も吹き飛んだ! 米倉涼子が芸能界から″自然消滅″危機

8月19日のインスタグラムの投稿を最後に、活動休止状態になっていた米倉涼子(50)。そんな彼女の約2ヵ月ぶりのニュースが「麻薬疑惑で家宅捜索」だった。 10月11日に配信された文春オンラインの記事によると、8月20日午後6時半ごろ、都内にある米倉の自宅に複数の捜査員がガサ入れを行ったという。押収物を鑑定した結果、違法薬物が検出され、使用器具も発見された。厚労省関東信越厚生局麻薬取締部、通称マトリは麻薬取締法違反容疑で捜査を進める方針を固めた――というのだが、ガサ入れから2ヵ月が経過した現在も、米倉は逮捕されていない。10月6日ごろから、ガサ入れの情報をつかんだマスコミ各社が自宅に押し寄せたが、動きはなかった。混迷する捜査のカギを握るのが、恋人のアルゼンチン人ダンサー・A氏だ。 「米倉の自宅からはさまざまな証拠品が押収されましたが、それを″米倉が認識していた″と立証することが難しいようです。というのも、自宅には頻繁にA氏が出入りしており、ほぼ同棲状態だった。そのため、違法薬物の所持者が米倉ではない可能性を否定できないのです。 A氏はガサ入れのタイミングで出国しており不在でした。講師を務めるタンゴ教室では10月10日にレッスンが予定されていましたが、直前で来日延期がアナウンスされました。捜査は難航しており、米倉は書類送検されても不起訴となる可能性が高いと見られています」(全国紙社会部記者) 米倉は任意の取り調べに素直に応じているという。しかし、ストレスから体調はすぐれないようだ。 「マスコミ対策として自宅には帰らずにホテルを拠点にしているようです。仕事仲間には『3ヵ月、休みをもらいます。ごめんなさい』と連絡していました。頬がコケるほど痩せていて、’23年の手術以降、回復傾向にあった持病の腰痛も芳しくない。部屋に籠もりっきりで、食事にもあまり手を付けていないと聞くので心配しています……」(米倉の知人) ◆後ろめたいことがある マトリのガサが入った8月20日以降、米倉はイベントを欠席し続けており、彼女をCMに起用している企業も対応に追われている。7月に新CMがスタートしたばかりの人材紹介会社・アクシスコンサルティングは、マスコミが自宅に押し寄せた6日までにユーチューブ上の広告動画を公開停止にした。楽天モバイルには米倉側から「当面の間は仕事を控えたい」と連絡があったと報じられている。 最も影響を受けているのがテレビ業界だ。キー局ベテラン局員が囁く。 「すでに民放はすべて出演NGとなっています。一番あおりを受けたのはテレビ朝日でしょうね。米倉が主演を務めるドラマ『ドクターX』シリーズはドル箱でしたから。昨年の劇場版で一旦フィナーレを迎えましたが、興行収入が32億円を超える大ヒットとなったことで、局内では新シリーズの構想が持ち上がっていたといいます。米倉も、『西田敏行さんへの追悼になるなら』と前向きだった。しかし、今回の報道で白紙になりました」 報道後も沈黙を続ける米倉。業界内では「このまま芸能界から消えてしまうのではないか」との懸念も浮上しているという。米倉の年収は2億円を下らないといわれており、資産価値7億円という自宅はローンを完済している。不起訴となればCMなどの違約金も発生しない可能性が高く、生活費に困ることはない。 「一部週刊誌で『米倉が今年に入り、芸能界の大物社長に事務所を閉めたいと相談していた』と報じられました。芸能界で仕事を続けたいなら、会見を開くなど説明責任を果たす必要がありますが、そんな話は聞こえてこない。このままでは、『後ろめたいことがあるから何もできないのではないか』と思われても仕方がありません。逮捕されなくても、″自然消滅″するのではないか」(同前) ドラマでは、どんな窮地も「私、失敗しないので」の決め台詞で乗り越えてきた。人生のピンチもミスせず脱出できるだろうか――。 『FRIDAY』2025年11月7日号より

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