3ポイントを10本沈めたアーロン・ゴードンが開幕戦でNBA史上6人目の50得点超え

10月24日(現地時間23日)。デンバー・ナゲッツは、敵地チェイス・センターでゴールデンステイト・ウォリアーズとのレギュラーシーズン開幕戦へ臨み、延長の末に131-137で敗れた。 今シーズンを黒星スタートとしたナゲッツだが、大黒柱ニコラ・ヨキッチが21得点13リバウンド10アシストでトリプルダブル、エースガードのジャマール・マレーが25得点10アシスト3スティールと両輪が躍動。 そして在籍6年目を迎えたアーロン・ゴードンが大暴れ。序盤からプルアップやキャッチ&シュート、味方のハンドオフから面白いように3ポイントシュートを沈めていき、成功率90.9パーセントの大当たりで11投中10本を成功させた。 さらにアリウープダンクやミスマッチを突いてペイントエリアからも加点していった30歳のフォワードは、38分39秒の出場でキャリアハイの50得点に8リバウンド2アシストの大活躍。 第4クォーター終盤に3点リードへ導く長距離砲を沈めた直後、ステフィン・カリーにお返しされてゲームウィナーにはならず、最終的に試合を落としてしまったとはいえ、それまでのキャリアハイが41得点、3ポイント成功7本だっただけに大幅に更新することとなった。 レギュラーシーズン開幕戦で50得点を奪ったのは、NBA史上わずか6人目。アレックス・イングリッシュが1985年に残した47得点を抜き、開幕戦におけるフランチャイズ史上最多得点記録を塗り替えた。 また、開幕戦で10本の3ポイント成功は、先日NBAの非公開な情報を用いた違法賭博への関与で逮捕されたテリー・ロジアー(2020年に記録)と並んでNBA歴代最多タイ記録となっている。 昨シーズンに3ポイント成功率43.6パーセントで自己ベストをマークしたゴードンは、さらにアウトサイドショットに磨きをかけていると言っていいだろう。

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