女性従業員を暴行し労働強制か 管理売春疑い 東京・池袋のガールズバー店長を再逮捕

東京・池袋のガールズバー店長の男らが、女性従業員を歌舞伎町の大久保公園周辺で売春させたとして逮捕された事件で、警視庁保安課は4日、女性従業員を暴行して店で働くことを強制したとして、労働基準法違反(強制労働)の疑いで男らを再逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。 再逮捕されたのは、ガールズバー店長の鈴木麻央耶(まおや)容疑者(39)=住所不定=と別の従業員の女(21)。 捜査関係者によると、鈴木容疑者らは昨年10月以降、20代の女性従業員に対し、「お前の接客態度が悪いから稼げないんだ」などと言って頭をたたくなどの暴行を加え、労働を強制した疑いが持たれている。 女性は昨年9月ごろから店で働いていたが、給料は渡されず、暴行を受けるように。自宅を勝手に解約され、店内で寝泊まりさせられていた。今年春ごろからは、衛星利用測位システム(GPS)装置を持たされて売春させられており、警視庁は10月、鈴木容疑者らを売春防止法違反(管理売春)の疑いで逮捕していた。

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