画面共有機能を悪用 警察官名乗る男にビデオ通話で指示され暗号資産約1000万円だまし取られる被害【愛媛・新居浜】

愛媛県内に住む女性が、長野県警の警察官を名乗る男らに、およそ1000万円分の暗号資産をだまし取られる被害に遭いました。 警察によりますと、詐欺被害に遭ったのは愛媛県新居浜市に住む30代の病院職員の女性です。 ことし10月30日、女性の携帯電話に長野県警の警察官を名乗る男から「あなたが容疑者として名前があがっている」「逮捕状が出ている」などと嘘の内容の電話がありました。 その後、誘導されたSNSのビデオ通話で、警察手帳のようなものを見せられた上で、男から「無実を証明するためには、あなたの口座に入っているおカネを確認しなければならない」と告げられます。 これを信用した女性は、指示に従い、ビデオ通話で画面を共有しながら、暗号資産口座を開設し、5日間で、合わせて約1000万円分の暗号資産を購入。それを「ウォレット」に送信したところ、だまし取られたということです。 男らと連絡が取れなくなったことを不審に思った女性が、警察に相談して事件が発覚しました。 警察は、詐欺事件として捜査を進めるとともに、スマホの画面共有機能を悪用した詐欺に注意するよう呼びかけています。

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