「報ステ」大越健介キャスター「本当に悪質なケース。到底許されない」タイ国籍の12歳少女に違法接客させた事件に憤り

6日放送のテレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜・後9時54分)では、12歳のタイ国籍の少女を個室マッサージ店で働かせたとして警視庁が東京都調布市の同店経営の男を労働基準法違反(最低年齢)容疑で逮捕したことを報じた。 少女は一緒に来日した母親に店に置き去りにされており、同庁が仲介業者を通じて人身取引が行われたとみていると報じた後、キャスターの大越健介氏は「警視庁は今回の事件を人身取引事案と見ています。今回の被害者はタイ国籍の12歳の少女ということで本当に悪質なケースだと思います」と怒りをにじませ、コメント。 12歳という被害者の年齢は警視庁が摘発した人身取引事案では最年少であることを伝えた後、さらに「これは到底許されない事件だと思う」と話した大越氏。「こうした店舗を利用する客も人身取引に荷担している。ちなみに日本の人身取引撲滅に向けた取り組みには海外からも批判的な声があがっていて、アメリカ国務省は人身取引に関する年次報告書の中で日本政府に対し、『真剣さや継続性が不十分だ。加害者への処罰がゆるく被害者保護も弱い』と手厳しく指摘しています」と付け加えていた。

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