高齢者から現金詐取 容疑で特殊詐欺グループ「中核的人物」の男ら2人逮捕

息子をかたり、高齢者から現金100万円をだまし取ったとして、警視庁特別捜査課などは、詐欺の疑いで、いずれも職業不詳、東京都中央区の桜井健一容疑者(40)と、千葉県流山市の早乙女昂容疑者(37)を逮捕した。認否を明らかにしていない。 特捜課によると、早乙女容疑者が「受け子」から詐取金を回収し、桜井容疑者に渡していたとみられ、桜井容疑者がグループの「中核的人物」だとみている。早乙女容疑者が関与した特殊詐欺被害は、少なくとも4~7月、東京、千葉など4都県で約90件、約1億9千万円に上るという。 逮捕容疑は6月、共謀して、横浜市の90代男性に、息子らをかたって電話をかけ、「会社のかばんが置引にあった」「紛失した手形の手続きに金が必要」などと噓をいい、現金100万円をだましとったとしている。

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