ベランダから女性の部屋に侵入し、スマートフォンを奪おうとしたとして、インドネシア国籍の技能実習生の男(19)が逮捕されました。男は「女性の部屋や体に興味があった」などと供述し、他にも性犯罪に関与したことをほのめかしているということです。 住居侵入と強盗未遂の疑いで逮捕されたのは、大阪府内に住むインドネシア国籍の技能実習生の男(19)です。 男は10月15日未明、府内にある住宅の2階にベランダの無施錠の網戸を開けて侵入し、叫んだ20代の女性の口を手でふさぐなどの暴行を加え、スマートフォンを奪おうとした疑いが持たれています。 女性が「男がベランダから入ってきた。携帯電話を取られそうになったが置いて逃げた」と110番通報したことで事件が発覚。 警察が防犯カメラ捜査を進めるなどしたところ、現場周辺から自転車で走り去る不審者が、約1キロ離れたアパートの敷地内に逃げ込む様子が映っていて、この自転車を使っていた男が容疑者として浮上しました。 任意の事情聴取の中で男は「女性の部屋や体に興味があった」などと供述し、性犯罪目的で侵入したことをほのめかしたということです。 逮捕後の調べに対しては「女性の家に入ったことは認めますが、強盗をしようという意図はありませんでした。一人で歩いている女性を見つけて興味がわき、部屋に入ろうと網戸を開けたときに女性に見つかり、飛び降りました」と容疑を否認しています。 警察によりますと、男は他にも性犯罪に関与したことをほのめかしているということで、余罪についても調べる方針です。