10日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)では、兵庫県の内部告発問題に絡み、1月に死去した元県議の竹内英明氏(当時50)に関するデマを発信して名誉を傷つけたとして、兵庫県警が9日に名誉毀損の疑いで政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)を逮捕したことを報じた。 コメンテーターで出演のタレント・ユージは「立花さんだけじゃなくて、人の命がなくなってるという件に関しては一般の方々のSNS上での書き込みが大きく影響している可能性があるじゃないですか? (竹内さんに)攻撃をしていた不特定多数の人」と話し出すと「現状は立花さんのことで、それが法的に一線を越えているか、越えていないかで議論は進んでますけど、もっと大元をたどっていくと、みんなが便乗して、ワーッと(立花容疑者の)言葉を信じて言うってのが、僕はすごい大きな問題だと思っていて」と続けた。 その上で「例えば街中で知らない人を殴って逃げたら逮捕案件になっておかしくないですよね。でも、今、SNSで攻撃することが見えない人からの暴力に近いと僕は思っていて。そうなった場合、情報開示請求をするっていうのが前よりはスムーズになったと言われても数年単位でかかるし、被害者が努力をしないと報われない。これを一言言っただけで、この人アウト、この人もアウトってポンポンポンとできるような、そっちの法改正も同時に動いていくべきなんじゃないかなって」と問題提起していた。