N党斉藤健一郎氏が自民との統一会派解消報告「現政権にご迷惑をかけた責任と政治の停滞避ける」

政治団体「NHKから国民を守る党」に所属する斉藤健一郎参院議員は11日、自身のX(旧ツイッター)を更新。先月15日に組んだ自民党との統一会派を解消したと報告した。 「【会派解消のご報告】」と書き出し「立花孝志党首の逮捕を受け、現政権にご迷惑をかけた責任と政治の停滞を避けるべく、自民党との会派解消を申し出ました。先ほど、石井参議院幹事長より了承をいただきましたことをご報告申し上げます。参議院議員 齊藤健一郎」と、つづった。 斉藤氏はNHK党唯一の国会議員で副党首も務めている。少数与党となっている自民党は、連立政権から公明党が離脱した直後の10月15日、斉藤氏と参院会派「自民党・無所属の会」を結成していた。 しかし、党首を務める立花孝志容疑者(58)が、斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題を追及し、今年1月に亡くなった元県議の竹内英明氏(当時50)の名誉を傷つけたとして9日に名誉毀損(きそん)の疑いで兵庫県警に逮捕された。 斉藤氏は10日の会見で、「お騒がせし、心配をおかけしている皆さまに心よりおわび申し上げる」と謝罪した上で、自民党との統一会派については維持する考えを示していた。 NHK党との統一会派をめぐっては、自民党総裁でもある高市早苗首相が10日の衆院予算委員会で、「自民党は参院で無所属の斉藤健一郎参院議員と統一会派を組んでいる。政治団体NHK党と組んでいるということではない。会派名は『自民党・無所属の会』だ」と主張し、疑問の声が上がっていた。

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