大阪府警の警部補が知人女性の個人情報を照会した疑いで再逮捕された事件で、10月末、この女性から「自分も調べられたかもしれない」と警察に申告があったことが分かりました。 虚偽有印公文書作成などの疑いで再逮捕された大阪府警羽曳野署の警部補・草川亮央容疑者(56)は、虚偽の捜査関係事項照会書を作成し、5回にわたって区役所などに知人女性の個人情報を回答させた疑いがもたれています。 草川容疑者は、警察官OBの道沢正克容疑者(68)に第三者の口座情報を漏らした疑いで逮捕・起訴されていて、警察によりますと、10月末、この知人女性から「自分の情報も調べられたかもしれない」と申告があったということです。 草川容疑者は「業務目的だった」と容疑を否認しているということです。