県警では2024年、不祥事が相次いだことを受け再発防止策を発表しましたが、2025年に入っても懲戒処分が相次いでいます。新たに 6人目の処分が明らかになりました。こうした状況を受け、県警は再発防止策の改善について発表しました。 2024年、県警では元幹部や現職の警察官、計4人が逮捕されるなど不祥事が相次ぎました。 これを受け、県警は2024年8月、高い職務倫理を養うこと、個人情報保護に対する意識を高めるなど、4つの柱から構成される再発防止策を発表しました。 しかし、その後も不祥事は続き、県警は14日新たに巡査長が10月30日付けで減給3か月の懲戒処分を受けていたことを明らかにしました。 巡査長は2025年7月から8月、正当な理由がないのに3人の下着を撮影したほか、別の1人の下着を撮影しようとしたということです。2025年、懲戒処分を受けたのは6人目です。 こうした状況も踏まえ県警は再発防止策を見直し、14日、改善策を発表しました。「部下が警視以上の上司を評価する制度を全ての部署に広げる」「外部の有識者による研修をさらに充実させる」などとしています。 再発防止策の取り組みを指揮する安達裕也警務部長は「再発防止策をより実効的なものとして1日でも早く県民の信頼の回復と非違事案の防止に取り組んで参りたい」とコメントしています。