大阪市淀川区の高校で授業中のテニスコートに陶器のようなものなどが投げ込まれる事件があり、警察は、隣接するマンションに住む女を殺人未遂の疑いで逮捕しました。 警察によりますと、18日午前9時半ごろ、大阪府立東淀川高校で教員1人と女子生徒21人がテニスコートで授業中、陶器のようなものやスプレー缶が投げ込まれました。 陶器のようなものは生徒からわずか1mのところに落ち、粉々に割れましたが、けが人はいなかったということです。 警察が目撃情報などをもとに慎重に捜査した結果、隣接するマンションの10階に住む野上美樹容疑者(46)がマンションから投げ込んだとして、警察は殺人未遂の疑いで逮捕しました。 野上容疑者は、警察の調べに「生徒を黙らせてやろうと思った」という趣旨の供述をしているということです。