静岡・伊東市長選 前市長の田久保真紀氏が出馬表明 2度不信任

静岡県伊東市の前市長、田久保真紀氏(55)は19日、記者会見を開いて市長選(12月7日告示、14日投開票)に無所属で立候補することを表明した。立候補表明は6人目。 田久保氏は「(市長)就任直後に誤った学歴が伊東の広報紙に掲載された」と謝罪。図書館機能の充実や伊豆高原のメガソーラー(大規模太陽光発電所)問題への対応を公約とする。優先課題に水道管などインフラの老朽化対策なども挙げた。 田久保氏は千葉県出身。市議2期を経て5月に市長に就任した。学歴詐称疑惑を理由に市議会から2度の不信任を受け失職した。 市長選を巡っては、これまでに元市長の小野達也氏ら5人が立候補を表明。政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者も11月10日に出馬会見を予定していたが、元兵庫県議を中傷した名誉毀損(きそん)容疑で逮捕され中止になった。【若井耕司】

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