旧統一教会総裁 12月1日に初公判=尹前政権と癒着

【ソウル聯合ニュース】尹錫悦(ユン・ソクヨル)韓国前大統領の妻、金建希(キム・ゴンヒ)被告に金品を提供したなどとして逮捕・起訴された世界平和統一家庭連合(旧統一教会)総裁の韓鶴子(ハン・ハクジャ)被告の初公判が12月1日にソウル中央地裁で開かれる。 初公判では教団の「世界本部長」を務めた元幹部、ユン・ヨンホ被告に対する証人尋問が行われる。ただ、同被告の弁護人は被告が供述を拒否する意向だとしている。 保釈の可否を判断する審査も同日行われる予定だ。韓被告は眼科の手術を受けるとして4日に勾留の執行停止が認められたが、手術後再び収容され、13日に保釈を請求した。 韓被告は先月10日に起訴された。起訴状などによると、韓被告はユン・ヨンホ被告と共謀し、2022年1月に尹氏の側近の1人で最大野党「国民の力」の重鎮、権性東(クォン・ソンドン)国会議員(逮捕・起訴済み)に政治資金1億ウォン(約1070万円)を渡して教団への支援を求めた政治資金法違反の罪のほか、同年4~7月に高級ブランドバッグなどを呪術師のチョン・ソンベ被告(逮捕・起訴済み)を通じて金被告に贈り、教団の事業で便宜を図るよう要請した請託禁止法違反の罪、同年10月に自身の海外賭博疑惑に関する警察の捜査に備え元幹部に証拠隠滅を指示した証拠隠滅教唆の罪などに問われている。

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