福岡市のリユースショップで販売されていた「ｉＰｈｏｎｅ１６」を、故障品とすり替えて盗んだとして、無職の男が逮捕されました。 すり替えたものが別機種だったことなどから店員に見破られたということです。 警察によりますと、福岡市東区の５５歳の無職の男は２３日午前１０時４５分ごろ、福岡市博多区のリユースショップで、約１３万５千円で販売されていた「ｉＰｈｏｎｅ１６」１台を盗んだ疑いが持たれています。 男は来店後、「ｉＰｈｏｎｅ１６」を２台見せるよう従業員に依頼し、レジカウンター上に置かれた２台のうち１台を隙を見て故障品の「ｉＰｈｏｎｅ１６Ｐｌｕｓ」とすり替えたとみられます。 機種が異なり、商品のバーコードも付いていないことから店員がすり替えに気づき、１１０番通報しました。 盗まれた商品は男の右足の靴の中から見つかったということです。 警察の調べに容疑を認め「仕事が見つかったときのため、プライベート用と仕事用の２台持ちがしたかった」と話しているということです。 警察は故障した「ｉＰｈｏｎｅ１６Ｐｌｕｓ」を所持した経緯についても調べています。