◇尹氏が昨年6月ごろ戒厳令に言及 前国軍防諜司令官が証言 内乱首謀罪などに問われた尹錫悦(ユン・ソクヨル)韓国大統領の公判が24日、ソウル中央地裁であり、昨年12月の「非常戒厳」宣言当時、国軍防諜司令官だった呂寅兄(ヨ・インヒョン)被告が証人として出廷した。呂氏は昨年5~6月にソウル・三清洞にある大統領の秘密施設「安全家屋(安家)」で開かれた尹被告や当時国防部長官だった金龍顕(キム・ヨンヒョン)被告との夕食会に出席した際、尹被告が国の行く末を懸念して感情が高まり、大統領には非常時に戒厳令の宣布などができる権限「非常大権」が憲法で保障されていると話したと証言した。軍の状況について正確に説明する必要があると考え、憲法が保障する戒厳令だとしても軍は訓練も準備もしたことがないため、不可能であるという実態を伝えたと説明した。 ◇今冬の平均気温 平年並みかそれ以上の確率80% 気象庁は24日、12月〜来年2月の3か月予報を発表した。12月の平均気温は平年並みの確率が50%、平年より高くなる確率が30%、平年を下回る確率が20%と予想した。来年1月は平年並みが50%、平年を上回る確率が30%、下回る確率が20%、来年2月は平年並みが40%、平年を上回る確率が40%、下回る確率が20%と予想した。 ◇ネット違法賭博1年で5千人検挙 20~30代が5割超 警察庁国家捜査本部は24日、昨年11月から今年10月までオンライン違法賭博の特別取り締まりを実施し、検挙した5196人のうち314人を逮捕したと発表した。違法賭博による収益1235億ウォン(約131億円)を押収したという。検挙者は前年の同じ時期に比べ0.6%、逮捕者は7.9%それぞれ増えた。被疑者は20代が25.3%(1514人)で最も多く、30代が24.9%(1489人)、40代が22.8%(1366人)だった。20代と30代を合わせると半数を超えた。