液体状の覚醒剤推定4.2キロを衣類60着に染みこませて航空便で輸入したとして、男3人が警察に逮捕されました。 覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、▼群馬県前橋市の自動車関連会社社員・堀川伯栄容疑者（26）、▼パキスタン国籍の埼玉県の中古車販売業、アバシ・モアビア・マハムート容疑者（24）、▼群馬県藤岡市の運送会社運転手・鳥谷部翔太容疑者（26）ら3人です。 警察によりますと、堀川容疑者らは共謀のうえ、先月16日、イギリスから航空小口急送貨物で覚醒剤を発送し、18日に営利目的で覚醒剤を日本に輸入した疑いが持たれています。 税関で段ボール2箱の中からあわせて推定4.2キログラム、およそ2億4360万円相当の液体状の覚醒剤を染みこませた衣類60着が見つかり、宛先が堀川容疑者の自宅だったことから容疑が浮上しました。 警察は、アバシ容疑者と鳥谷部容疑者が堀川容疑者に覚醒剤の輸入を依頼していたとみて捜査しているほか、イギリスから覚醒剤を発送した人物についても特定を進めています。