「私自身が安全な場所に行かなければ」 東京・足立区の暴走事故で逮捕の男

東京・足立区で車が暴走し11人が死傷した事故で、車を盗んだとして送検された男が、現場を去った理由について、「私自身が安全な場所に行かなければならないと思った」と話していることがわかりました。 足立区で24日、車が歩道に突っ込むなどし、2人が死亡し、9人が重軽傷を負いました。 この事故を起こした車を近くの販売店から盗んだとして、26日、男(37)が送検されました。 捜査関係者によりますと、男は「神奈川県秦野市の山へ向かう途中で事故を起こした。レッカーをよばないといけないとわかっていますが、私自身が安全な場所に行かないといけないと思い、自宅まで行きました」と話していることがわかりました。 また、車が赤信号だった横断歩道上に進入して女性と衝突した際、ブレーキランプは点灯していなかったということです。 警視庁は、男が時速およそ70キロで横断歩道に進入したとみていて、危険運転致死傷の疑いも視野に、刑事責任を問えるかを含めて慎重に調べています。

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