人気の「神戸ラーメン第一旭」外国人留学生を違法に働かせた容疑で社長ら6人逮捕

神戸のラーメンチェーン「第一旭」で、外国人留学生を違法に働かせていたとして、運営会社の社長ら6人が逮捕されました。警察の調べに、6人に全員が容疑を認めているということです。 入管難民法違反の疑いで逮捕されたのは、神戸市中央区で「神戸ラーメン第一旭」を運営するアサヒフーズ社長・田口貴大容疑者(79)ら6人です。 警察によりますと、田口容疑者らは、2022年12月から今年の6月末までの間、神戸市中央区内の直営4店舗で、ベトナム国籍と中国籍の外国人留学生あわせて10人をアルバイト従業員として雇用したうえ、法定の上限である週28時間を超えて働かせたなどの疑いがもたれています。 2025年4月、「店で不法残留者が働いている」と店の関係者からの情報提供を受け、警察が捜査を開始。6月以降に事務所や店舗の家宅捜索を行い、押収した給与明細などを調べたところ、10人全員にオーバーワークの実態が確認されたということです。中には週90時間近く働いていた人もいたということです。 警察の取り調べに、田口容疑者ら6人全員が容疑を認めているということで、警察は、人手不足を背景に違法な就労をさせていたとみて詳しく捜査しています。

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