2000年12月に広島県北広島町大朝の特別養護老人ホーム「やすらぎ」の施設長だった男性=当時(49)=が殺害された事件は今年で発生から25年を迎え、県警は28日、現場付近で目撃された不審者2人の現在の姿を推定して似顔絵を更新し、公開した。 事件は12月8日に発生し、男性は翌9日午前8時ごろ、老人ホーム近くの田で胸などを刺されて死亡しているのが見つかった。捜査本部がある山県署などによると、8日夕に現場周辺の2カ所で、男性がそれぞれ作業服の男と話す姿が目撃されている。 2人の新たな似顔絵は25年後を想定し、痩せている場合と太っている場合の2パターンを作成。骨格やまぶたの経年の特徴などは県警科学捜査研究所の意見を参考にし、県警鑑識課の捜査員が描いた。発生当時、1人は40~50歳で身長165~170センチの丸顔、もう1人は40歳くらいで身長170センチ前後の面長で、いずれも痩せ形という。 遺族は県警を通じ「故人の事を忘れることはありません。1日も早い犯人の逮捕を望んでおります」とのコメントを寄せた。県警は発生日と同じ12月8日、現場近くの商業施設でチラシなどを配り、情報提供を呼びかける。