「書類作成業務でイライラしてた」大麻所持と使用の疑いで小学校教諭の男を逮捕 松江市教委が謝罪(島根)

松江市の小学校教諭の男が大麻を所持して自ら使用していたとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕されました。 またこの教諭に大麻を売った疑いで松江市の飲食店従業員の男も逮捕されました。 逮捕されたのは大麻を所持・使用した疑いで、松江市法吉町の27歳の小学校教諭の男と小学校教諭の男に大麻を売った疑いで松江市浜佐田町の29歳の飲食店従業員の男の2人です。 警察によると、小学校教諭の男は2025年6月から9月にかけて松江市内のコンビニエンスストアの駐車場で飲食店従業員の男から液体状に加工された「大麻リキッド」を1万円で購入して所持し、自ら使用した疑いがもたれています。 この事件は9月22日に島根県教委が、小学校教諭の男が大麻を使用している疑いがあると警察に通報して明らかになったもので警察が尿検査をした結果、大麻成分が検出されたほか、自宅から「大麻リキッド」約0.083グラムが見つかりました。 小学校教諭の男の逮捕を受けて、管轄する松江市教育委員会は11月5日午後に記者会見を開き、陳謝しました。 市教委では、小学校教諭の男の勤務態度に不審なところや心配な様子もなかったとしていますが、県教委の聞き取りでは、「書類作成業務などでイライラしていた」とも話していて、業務について相談する相手がいなかったと話していたということです。 また、「どうしてこんなことをしてしまったのか」など反省の言葉も述べているということです。 そして市教委は喫緊の対応として、小学校教諭の男の勤務先の学校にスクールカウンセラーを緊急配置し、児童の心のケアにあたるとしています。 警察では容疑者2人とも容疑を認めているとしていて、2人が売り買いした「大麻リキッド」の流通ルートなど詳しい捜査を続けています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加