空き家に侵入して現金を盗んだとして、和歌山県警田辺署は2日、邸宅侵入と窃盗の疑いで、僧侶と古物商の男ら計3人を逮捕したと発表した。同署によると、3人は敷地内に入ったことはおおむね認めているが、窃盗については否認している。 逮捕されたのは、和歌山市東鍛冶屋町の僧侶、高瀬智弘容疑者(36)、ともに古物商の原功紀容疑者(46)=同市三沢町=と、岩本誠一容疑者(48)=同市太田。 逮捕容疑は、昨年8月14日午後4時ごろから9月14日午前11時50分ごろまでの間に、60代女性が所有する田辺市の空き家に許可なく侵入して現金約500円を盗んだとしている。 昨年9月に空き家の所有者が被害届を提出し、同署が捜査していた。同署は詳しい状況を調べている。