岡山県警は、2011年に知人男性に蹴るなどの暴行を加え、死亡させたい疑いで男を逮捕したときょう(12月4日)発表しました。 傷害致死の容疑で逮捕されたのは、岡山市北区東古松の作業員の男(51)です。警察によりますと男は、2011年3月12日午後0時ごろ、倉敷市玉島上成の当時の男の自宅で、倉敷市玉島阿賀崎の土木作業員、伊藤 豊さん(当時57)の腹をけるなどの暴行を加え、搬送先の病院で約3時間後に外傷性ショックにより死亡させた疑いが持たれています。 警察では当時、病院から「搬送された患者が死亡したので検死願いたい」との通報を受け、伊藤さんが何らかの暴行を受け死亡した可能性が高いとみて捜査していましたが、容疑者の特定にはいたっていませんでした。 警察では当時の男の関係者にあらためて話を聴くなどして男の容疑を特定し、きょう(4日)逮捕したものです。調べに対し男は、「まったく身に覚えがない」などと容疑を否認しているということです。