北九州市の元特養施設長の男(55)を約960万円横領疑いで逮捕

北九州市の特別養護老人ホームの元施設長の男が、社会福祉法人の口座から現金およそ960万円を横領したとして、逮捕されました。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、北九州市小倉北区にある特別養護老人ホームの元施設長、土井崇正容疑者(55)です。 警察によりますと、土井容疑者は2019年から5年間、インターネットバンキングを使い、当時の勤務先の社会福祉法人の口座から36回にわたり、現金あわせて967万円あまりを別の口座に送金し、横領した疑いが持たれています。 土井容疑者が社会福祉法人の理事長に施設の借入金を返済できないと伝えたことで発覚しました。 警察の調べに対し、「知人や友人に見栄を張りたくて高級ラウンジに連れて行ったり、監督を務める硬式野球チームにユニフォームなどをプレゼントしたりした」などと話し容疑を認めています。 社会福祉法人からはおよそ8000万円の被害届が出ており、警察が余罪についても調べています。

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