大阪府の西名阪自動車道で、全焼した車から首を刺された遺体が見つかった事件で、逮捕された男が「刃物は自動車道に入る前に車の外に捨てた」という趣旨の供述をしていることが分かりました。 会社員の浜田達也容疑者(37)は先月2日、奈良県内の倉庫で、勤務先の上司である定井敏弘さん(当時60歳)の首を刃物で突き刺し、殺害した疑いなどが持たれています。 定井さんの遺体は先月3日、柏原市の西名阪道で全焼した車の中から見つかり、警察は4日、浜田容疑者を殺人容疑で再逮捕しました。 浜田容疑者は容疑を認めていて、その後の捜査関係者への取材で「刃物は自動車道に入る前の奈良県内で車の外に捨てた」という趣旨の供述をしていることが新たに分かりました。警察は凶器の捜索を続けています。