福島県郡山市内の商業施設に10代の男性2人を呼び出し、暴行を加えてけがをさせたなどの疑いで、六代目山口組系暴力団員など男女4人が逮捕されました。 傷害や監禁などの疑いで逮捕されたのは、会津若松市に住む六代目山口組系暴力団員の男(51)と住居不定・職業不詳の男(24)、郡山市の会社員の男(20)、郡山市の会社員の女(25)のあわせて4人です。 警察によりますと、4人は10月6日午後9時ごろ、10代の男性2人を郡山市内の商業施設に呼び出し、駐車場で殴る蹴るの暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。さらに、男性2人を車に乗せて、猪苗代町のコンビニエンスストアの駐車場まで移動し「うちの組ではこういうときはケジメとして1人30万円払うんだ。お前らガキだから1人15万円でいい、合計30万」などと脅したうえ、郡山市内の別の商業施設の駐車場に移動し、男性2人の顔や体を殴る蹴るの暴行を加えた疑いです。 警察は、捜査に支障があるとして男らの認否を明らかにしていません。 男らは、これまでに同じ被害者に対する恐喝未遂や監禁の疑いで逮捕されていて、警察が、事件の経緯を調べています。