【特殊詐欺】ショートメッセージで警察手帳の画像が届きビデオ通話で…30代女性が159万円被害 青森・十和田警察署発表

十和田警察署によりますと、12月6日、青森県内に居住する30代女性のスマートフォンに、「+」から始まる電話番号から電話があり、 ・手続きしないと電話が使えなくなる。 という自動音声が流れた後、楽天モバイルの社員と名乗る男に繋がり、 ・あなた名義で契約された番号から迷惑メールが送られて、詐欺の被害にあった人がいる。 と言われ、長野県警捜査第二課の宮脇渉を名乗る男に電話が代わりました。すると、宮脇からショートメッセージで警察手帳の画像が届き、ビデオ通話で、 ・詐欺の犯人があなたから口座を300万円で買ったと話しているので、あなたも逮捕されるかもしれない。 ・身の潔白を証明するためには、その金額の半分以上の額を調べる必要がある。 と言われました。12月7日、再び宮脇からビデオ通話があり、 ・この後は、検事のコバヤシから指示がある。 と言われ、検事のコバヤシと名乗る男に代わり、コバヤシの指示に従い、自宅からネットバンキングを利用し、指定された大手金融機関の個人名義口座に、現金159万円を振り込みました。 その後、女性が偶然、警察官をかたる詐欺が横行している旨の報道を見たことにより、詐欺の被害に気付いたということです。 警察はビデオ通話で取調べをしたり、現金の振込を指示することや金品の要求をすることは絶対にないと呼びかけています。

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