母親が住む家の扉に椅子を叩きつけて、椅子を破損させたとして11日、無職の男が米子警察署に現行犯逮捕されました。 器物損壊の疑いで逮捕されたのは、鳥取県米子市に住む無職の男(60)です。 調べによりますと、男は11日午後7時50分頃、米子市内の母親が住む住宅の玄関前に置いてあった椅子(1000円相当)を、玄関に叩きつけて壊した疑いが持たれています。 母親と同居する長男が物音に気付き、「男が玄関を叩いて壊れそう」などと110番通報し、駆け付けた警察官によって、午後8時20分、現行犯逮捕されました。 母親は男とは別居していて、これまでに家族トラブルなどの相談はなかったということです。 また、母親にけがはありませんでした。 調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めていて、事件の経緯や詳しい動機などについて、米子警察署が捜査しています。