強盗目的で大阪の民家に侵入疑い、指示役の男ら4人を新たに逮捕 「トクリュウ」の犯行か

大阪府門真市の民家で10月、強盗目的で面識のない夫妻に催涙スプレーのようなものを噴射してけがをさせたとして、大阪府警捜査1課は16日、強盗傷害容疑などで指示役の建築作業員、藤原恵吾容疑者(20)=羽曳野市伊賀=ら男4人を新たに逮捕したと発表した。 すでに同容疑などで男女3人を逮捕しており、逮捕者は計7人となった。同課によると、容疑者らは匿名性の高い通信アプリで「バツ」や「JOKER」などのニックネームで呼びあっていたといい、「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」による犯行で、さらなる指示役がいるとみて捜査を進めている。 逮捕容疑は共謀し、10月31日午後7時25分ごろ、門真市内の民家に侵入し、住人の40代夫妻に催涙スプレーのようなものを噴射したり、殴ったりしたなどとしている。容疑者らは何も奪わずに逃走したが、妻は軽傷を負い、夫は首も絞められて全身打撲のけがをした。府警は4人の認否を明らかにしていない。

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