交通事故を起こしたにもかかわらず知人に身代わり出頭を依頼したとして、警視庁大崎署は道路交通法違反と犯人隠避教唆の疑いで、ベトナム国籍で住所不定、無職のグエン・ホアン・ハイ容疑者(30)を逮捕した。容疑を認めている。 逮捕容疑は10月25日午後5時25分ごろ、東京都品川区西五反田の路上で、50代男性が運転する車に衝突する事故を起こしたにもかかわらず、道路上に車を放置して逃走し、知人の同国籍の男に身代わり出頭をさせたとしている。 大崎署によると、当時容疑者は無免許で運転しており、同乗していた同国籍で交際相手の女はオーバーステイ(不法残留)状態だったといい、いずれも現場から逃走していた。容疑者は事故翌日に知人を連れて署を訪れ、身代わり出頭させていた。ドライブレコーダーに容疑者が運転する様子が映っており、事件への関与が発覚した。