酒気を帯び状態で乗用車を運転し、店舗看板の支柱に衝突する事故を起こした鳥取県境港市の男が、境港警察署に現行犯逮捕されました。 道路交通法違反(酒気帯び運転)の容疑で逮捕されたのは自称・境港市外江に住む自称・無職の男(72)です。逮捕時に男は住所がわかるものを所持していませんでした。 警察によりますと、19日午後6時頃、男は乗用車を運転し、境港市夕日ヶ丘を通る市道からスーパーに入ろうと右折したところ、駐車場入り口の横にある看板の支柱に衝突したということです。 支柱は破損し、車の前部分のバンパーがへこむなどしましたが、男に大きなけがはありませんでした。 通報で駆け付けた警察官が、男に呼気検査をおこなったところ、呼気1リットルあたり0.75ミリグラムのアルコールが検知されたことからその場で逮捕しました。 調べに対し男は「酒に酔っているのが分かっていながら、車を運転したことに間違いありません」と容疑を認めているという事です。 警察が飲酒先や飲酒量など詳しい調べを進めています。