「都市部で横行」相次ぐ駐禁除外標章の“不正利用”! パソコンで加工して偽造する手口も ネット上では「健常者が平気で使用している」「悪用すれば重い罰則を」などの声

歩行が難しい身体障がい者などがクルマを運転する際には、都道府県公安委員会から「駐車禁止除外指定車標章」の交付を受けることができます。 この標章をダッシュボードやフロントガラスといったクルマの前面の見やすい場所に掲出しておくと、道路標識・標示によって駐車が禁止されている場所や時間制限駐車区間(パーキングメーターが設置されている区間)の駐車禁止規制から除外されます。 つまり標章があれば、上記のような場所に駐車しても原則として駐車違反に問われないということであり、病院やスーパーなどの近くにある駐車禁止の道路にも駐車できます。 この制度は、歩行が困難な人が通院や日常の買い物をするに当たり、駐車場所から目的地まで移動する際の身体的負担を軽減するためのものです。 しかし駐車禁止除外指定車標章をめぐっては、制度の悪用や不正利用が後を絶ちません。

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